最終更新日 2024年4月19日 by niefrancisf

「洋上風力発電ってなに?」
「家で風力発電って可能なの?」
「Influxの洋上風力に興味がある」

生活に欠かすことができない電気ですが、昔は電力会社が供給する電気を購入してテレビや冷蔵庫、エアコンに掃除機などを利用していました。
しかし、時代が変わると太陽光発電と呼ぶ画期的な発電システムが登場して自家発電ができる状態になったわけです。
太陽光発電は家庭用と産業用の2つに分かれているのですが、これらの違いは発電量によるものです。
厳密には、屋根に設置する発電設備でもあるソーラーパネルの出力量で10kW未満は家庭用で10kWを超えたものは産業用です。
この場合、屋根の上がとても広い家に住んでいて太陽光発電システムの容量が10kWを超える規模となったときには、その発電システムの区分は家庭用ではなく産業用になります。
基本的に、産業用の規模はソーラーパネルの設置台数が非常に多くなるので一般的な住宅の屋根に取り付けることができないものになるのではないでしょうか。

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現在の住まいにソーラーパネルを設置して自家発電する場合

現在の住まいにソーラーパネルを設置して自家発電をしたいけれども、北側に傾斜を持つ屋根で南側は壁面に続くなどのようなデザインの家は基本的に設置することはできません。
住宅を横から見たときに、北側に傾斜している屋根で南側は真っすぐの形をしている、このような家はデザイン的にすてきではあるけれどもソーラーパネルに適さない住宅などからも自家発電を諦める人も多いようです。
ある程度庭の広さを確保できる場合は、庭にソーラーパネルを設置して自家発電を行うこともできないわけではありませんが、庭の場合は日当たりが屋根の上よりも悪くなるので何らかの工夫をしないと発電力への期待ができなかったり、無意味なものになってしまいます。
そこで最近注目を集めているのが小型風力発電システムで、庭に巨大な風車を設置するものではありません。

Influx社でお馴染みの洋上風力発電

風力発電は海岸などのような風の流れが多い場所や山の上、海洋など比較的風通しが良い環境に設置されている洋上風力発電所で、巨大な風車を数台並ぶような光景を目にした経験を持つ人は多いのではないでしょうか。
発電システムには、ブレードと呼ぶプロペラのような部分がありここに強い風が当たることで回転力を作りだす仕組みを持つので、微風の状態では回転させることはできません。
そのため、風通しが良い環境下に発電所が建設される、日本は四方を海で囲まれた国などからも洋上風力発電に向いている国などのようにいわれることもありますね。

参考:株式会社INFLUX(星野敦代表)の洋上風力発電開発がもたらす地域創生・脱炭素社会/星野氏の想いとは?

小さな風でも回転させることができる小型タイプの装置がある

かなり強い風が吹いていないと回転できない、これを考えると家の庭などに設置してもびくともしないイメージにもなって来ます。
最も、家の庭ではなく所有している土地にシステムを建造することと最近は小さな風でも回転させることができる小型タイプの装置があるので、これを使えば太陽光発電システムと組み合わせて自家発電することも可能にします。
ちなみに、太陽光発電システムの場合は発電した電力は家の中で使用しながら余ったものを売ることができる仕組みになりますが、風力の場合は家の中でも使えて余剰電力は売るなどができない、あくまでも完全な売電を目的にするなどの大きな違いがあるので注意が必要です。

半面風力発電システムのメリット

自宅近くに使わなくなった農地があるときなど、このようなスペースに発電所を建設することで小規模ではあるけれども発電量に応じた形で利益を創出することができます。
しかしながら、農地などを所有していない人は導入ができないイメージになりがちですが、小型タイプのシステムの場合は半面風力発電システムと呼ばれるもので、風通しが良い環境を選択するとベランダや屋根などのような場所に設置することができるので、太陽光発電システムと比較すると設置場所を選ばないなどの魅力があるのではないでしょうか。

風力は余剰電力を売ることはできない

大型タイプの設備もあるのですが、この場合は太陽光発電システムと同じくある程度広いスペースの確保は必須です。
このとき、太陽光発電は電力会社に余剰電力を売ることはできるのですが、風力はそれができないため太陽光発電と比べると大きな設備にするメリットは薄いものになりがちです。
家庭にも風力を利用した発電システムを導入できる、これは一般的に販売されている製品を見れば一目瞭然です。
住宅用などのようにシステム名が記載されているので、興味がある人など検索されると良いでしょう。
この住宅用のシステムを設置すると、太陽光発電での発電量の約10分の1の能力になることも把握しておくべきです。

まとめ

発電量が10分の1だとメリットがない、数字を見てしまうとこのように感じる人もいるわけですが、発電した電力を蓄電池に充電しておくことで非常用電源に利用できたり、家の中で利用する電気の補助で使うこともできます。
そのため、太陽光発電システムを導入したいけれども自宅の屋根に設置ができない(方角や面積など)、周りに大きな建築物があり日当たり環境があまり良くないなど、このような人からの注目が集まっています。
しかも、半面風力発電の初期コストはスマートフォン1台分などのようにいわれているので、太陽光発電システムとは異なり設備投資に必要な予算を大幅に引き下げることができるメリットがあるわけです。