最終更新日 2024年4月19日 by niefrancisf

この記事は以下のような人におすすめです

・家の光熱費を少しでも下げたい
・エコな住宅に興味がある
・エスコシステムズさんにZEH住宅の相談をしたい

近年では家づくりにおいてゼッチと言う言葉が注目を集めていますが、これはネットゼロエネルギーハウスの略称であり、年間の住宅のエネルギーの収支をゼロを目指す住宅のことを指しています。
政府も2030年までに注文戸建て住宅の多くでゼッチを実現すると言う目標を掲げていて、目標の達成に向け様々な推進の考えを打ち出しているのが実情です。

【関連】エスコシステムズが提供するサービスの魅力とは?メリットや評判もご紹介

【Influxまとめ】洋上風力発電や小型風力発電について考えてみよう!

エスコシステムズに聞く!エネルギー収支をゼロ以下にする方法

エネルギー収支をゼロ以下にするためには、省エネと創エネ、断熱の3つのポイントを押さなければなりません。
省エネとはエネルギーを効率よく使い全体の消費量を少なくすることです。
電力をどの程度使っているのかを確認するための装置の設置が求められ、この場合にはHEMSを導入するのが一般的な方法となっています。
そして2つ目の創エネですが、創は作り出すと言う意味があり、太陽光発電システムなどを使って住宅で消費する電気を作るものを指します。
自家消費することによって、電気代は大幅に削減することが見込めるでしょう。
さらに断熱とは熱の出入りを遮ることを指しますが、快適な室温を保つことを意味しています。
快適な室温が保たれていれば、エアコンの出番もできるだけ抑えることができ、その結果として電気代の節約にもつながります。

HEMSで効率の良いエネルギー管理ができる

このようなゼッチ住宅に住むことには多くのメリットがありますが、その1つがHEMSで効率の良いエネルギー管理ができる点です。
HEMSを使うことで消費エネルギーが見えるので、住宅のエネルギー管理を行うことにもつながります。
これによって省エネや創エネの意識を高めることもでき、この機能によりエネルギーの消費を自動的にコントロールできることもメリットです。
エアコンの温度設定を気温に合わせて調節する、電力の使用量に合わせ照明を合わせるなど、無駄のないエネルギーの消費につながります。

太陽光システムがあれば停電時や災害時にも電気が使える

太陽光システムがあれば停電時や災害時にも電気が使えるでも大きなメリットと言えるでしょう。
蓄電池に電力を貯めれば、日没後にも使用できるため、その分電気代の節約にもつながります。
さらには1戸あたり60万円からの補助金を受けられるため、初期費用を低減することも可能です。
補助金交付の申請には条件を満たしておかなければなりませんが、補助金が受けられる事は大きな魅力と言えるでしょう。
その他にも断熱性能によって夏は涼しく冬は暖かいので、無理なく省エネ生活を送ることができるでしょう。
機密性のによって防音が備わるため、特に戸建てが密集する住宅街などには大きなメリットを享受することができます。

初期コストやメンテナンス費用がかかる点について

ゼッチを導入するにあたり初期コストがかなりかかることに不安を覚えている人も多いかもしれませんが、確かに一般的な設備や家電とは異なり、省エネ仕様のものなどを揃えなければならず、EMSも必要となります。
創エネを実現させるには太陽光発電システムの導入は不可欠と言えるでしょう。
また太陽光発電システムの定期点検が必要であり、点検を行ってうまく発電ができているかどうかを確認する必要があります。
発電状況がおもわしくないと判断されれば、パネルの状態をチェックすることにもなるでしょう。
初期コストやメンテナンス費用がかかる点についてはデメリットだと感じる人も多いかもしれませんが、長期的に視点で見た場合には毎月の電気代を安く抑えることができます。
太陽光発電で作り出された電気量が消費量は回れば、売却をすることもできるため、その月の収支もプラスになるのです。

建築済みの戸建てにもゼッチ仕様にすることは可能

現在建築済みの戸建てにもゼッチ仕様にできるのかと気になる人も多いかもしれませんが、リフォームにより十分に可能です。
しかしその定義を満たすためには、断熱性能は必須です。
そのため屋根や壁、床等の断熱改修、窓等の改修も必要です。
間取りをかえるだけでは使用が認められないことを覚えておきましょう。
リフォームはかなり規模の大きなものになることが予想されます。
太陽光発電パネルを導入するにあたり、蓄電池も必要なのかと思う人も多いことでしょう。
定義を満たすだけであれば蓄電池を導入する必要はありません。
しかし太陽光発電で作った電気を蓄えておけば、非常時などにも大きく役立ちます。
作ったエネルギーを賢く使う意味では、やはり蓄電システムがある事は非常に頼もしいものです。

補助金について

このような仕様を導入するにあたり補助金をもらえることに魅力を感じる人もいるかもしれませんが、実はこの補助金の申請作業には手間がかかることも覚えておきましょう。
様々な書類があり、作成には時間や手間がかかるものもあります。
着工は補助金の交付が決定してからでなければできないため、必ずしも自分自身の希望通りのスケジュールで家づくりが進むとは限らないのです。
場合によっては、自分が思っていたよりもかなり遅れて引き渡しになる可能性があることも十分に考えておく必要があります。

まとめ

マイホームの新築や購入を考えている場合には、このようなゼッチ住宅を検討することも1つの手段です。
エネルギー面でのメリットはもちろんのこと、補助金制度などで初期費用を抑えられ、長い目で見た場合にはかなりお得になることがわかっています。